診療内容
一般内科・循環器内科
睡眠時無呼吸症候群について
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?
睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)は、眠っている間に何度も呼吸が止まってしまう病気です。
10秒以上の呼吸停止が一晩に何度も繰り返されることで、脳や身体に大きな負担を与え、高血圧・心筋梗塞・脳卒中などのリスクを高めることが知られています。
「大きないびき」「日中の強い眠気」「集中力の低下」「起床時の頭痛」などの症状がある方は、もしかすると睡眠時無呼吸症候群かもしれません。
こんな症状はありませんか?
・寝ている間に大きないびきをかく
・同居している方から「息が止まっている」と指摘された
・日中、無意識のうちに居眠りしてしまう
・起きても疲れが取れない、熟睡感がない
こうした症状に心当たりのある方は、早めの検査をおすすめします。
ご自宅でできる簡易検査があります
「病院に行く時間がない」「まずは手軽に検査してみたい」
そんな方のために、ご自宅で受けられる簡易検査キットをご用意しています。
センサーを体に装着して一晩眠るだけで、睡眠中の呼吸状態をチェックできます。
AHI(無呼吸低呼吸指数)による診断
検査結果は「AHI(Apnea Hypopnea Index)」という指標で示されます。
これは、1時間あたりに起こる無呼吸・低呼吸の回数を表し、数値に応じて治療方針が決まります。
・AHI 5〜15:軽症
・AHI 15〜30:中等症
・AHI 30以上:重症
AHIの数値が中等症以上と判断された場合には、CPAP(シーパップ)療法という、睡眠中に空気を送り込む装置を使った治療を行うことで、呼吸の停止を防ぎ、快適な睡眠を取り戻すことが可能です。
あなたの“いびき”、実は命に関わるサインかも?
ただの「いびき」だと思っていませんか?
その“音”の裏には、重大な病気が潜んでいるかもしれません。
「最近、眠っても疲れが取れない」「仕事中にウトウトしてしまう」…それは**睡眠時無呼吸症候群(SAS)**のサインかもしれません。
当院では、ご自宅で受けられる簡易検査をご案内しております。
まずは一晩、検査してみませんか?
あなたと、あなたの大切な家族の健康のために、早めのチェックをおすすめします。