アトピー性皮膚炎に対する注射

デュピクセント

ミチーガ、イブグリース、アドトラーザ

アトピー性皮膚炎の方にデュピクセントを使用する場合、患者様は以下のような条件を満たしている必要があります。

① 生後6ヶ月以上、体重5 kg以上
② Strong class以上のステロイド外用薬 or カルシニューリン阻害薬を適切に直近6ヶ月以上使っている
③ それでも皮膚の状態が悪い(当院医師がスコアリングします)

③は湿疹の面積・程度などでスコアをつけて、「何点以上だったら適応がある」、という形なので、医師が判断することになります。

適応があり、希望のある方はデュピクセントを発注して後日開始します。体重によって以下のようなスケジュールになります。
受診してすぐ投与できるわけではないことをご承知おきください。


なお、外来で注射指導を数回受ければ自宅で注射を続けることも可能です。ご希望のある方は教えてください。

デュピクセントを打つ当日は、体調不良の有無の確認を行った後、皮下注射を行います。注射は1本か2本で、上腕に投与します。
その後、アレルギー反応が出ないかを初回は30分程度、2回目以降は10分程度院内で経過観察します。

デュピクセントはいくらくらいかかりますか?

デュピクセントはいつまで続ける必要がありますか?

中止すると再び皮膚の状態が悪化することは多いですが、自然に体質が改善していれば減量・中止できる可能性はあります(デュピクセント自体では体質改善する効果は期待できません)。

どれくらいで効果が現れますか?

数週間で現れることが多いです。皮膚の状態が経時的にどういうペースで良くなったのか、デュピクセントを販売しているサノフィ/リジェネロン社の治験の結果では、最初の3ヶ月(特に最初の1ヶ月半くらい)で良くなることが多かったです。