発熱
発熱とは
一般的に、体温が37.5℃以上の場合を発熱と考えます(赤ちゃんでは38.0℃以上を目安とすることもあります)。発熱のもっとも多い原因は感染症ですが、予防接種後の副反応や免疫系の病気など他の原因のこともあります。
解熱剤の使い方
一般的に使用される解熱剤はアセトアミノフェン(カロナール®、アンヒバ®など)です。ロキソニンやアスピリンなどは発熱に対して安全に使えない場合もあるので、基本的には熱に対しては使わないようにしましょう。シロップや粉のほか、坐剤などもありますが、効き目は特に変わりません。6時間以上あけて使用するようにして下さい。
「何℃以上で使う」と決める必要はありません。以下のような場合に使用を検討してください。
・つらそうにしている
・機嫌が悪い
・眠れない
熱は高くても元気そうで機嫌も良ければ無理に使う必要はありません。
ご家庭でできるケア
食べ物・飲み物については、食欲がないときは無理に食べる必要はありません。
水分だけこまめにとりましょう。
服装については、本人が震えていたり寒気を訴えたりしている場合は温かい格好をさせてあげて、汗をかいてきたら涼しい格好にして上げましょう。
受診の目安
以下のような場合はすぐに受診して下さい。
・生後3か月未満の発熱
・水分がとれず、おしっこが少ない
(目安:乳児6時間以上、幼児8時間以上、学童10時間以上出ない)
・呼吸が苦しそう/ゼーゼーしている
・ぐったりしている、反応が悪い
以下のような場合は日中でも良いので受診を検討して下さい。
・発熱が5日以上続く
・予防接種後の発熱が3日以上続く
・抗生剤を飲み始めて2日経っても熱が下がらない
よくあるご質問
熱が40℃もありますが大丈夫でしょうか?
子どもでは40℃以上の高熱が出ることも珍しくなく、熱が高いほど重症とは限りません。元気がある、水分がとれている場合は、慌てる必要がないことが多いです。大切なのは「体温の数字」ではなく、「お子様の様子」です。
解熱剤を使っても熱が下がらないのですが大丈夫でしょうか?
解熱剤を使っても下がらないことはよくあります。特に発熱初日などは体温がピクリとも下がらないことも多いです。また、解熱剤を使っても効果は数時間で切れますので、解熱剤はあくまで熱を下げる目的ではなく、一時的に体を楽にしてあげる、という気持ちで使いましょう。
お風呂は入ってもよいですか?
お風呂で温まると、汗をかきすぎて脱水になる可能性や体力を使いすぎる可能性はあります。一方、元気そうであれば温まりすぎなければシャワーで汗を流したりして体をきれいにする分には問題ありません。
園や学校はいつから行ってよいですか?
特定の感染症などは学校感染症法などで所定の日数おやすみしなければなりません。一方、風邪や胃腸炎などであれば、まる一日解熱して、日中の咳や下痢、嘔吐などがおさまっていれば登園・登校してもらって結構です。
